突然、NHKの女性記者さんからメールが入って、現在NHKでは、
8050問題に関する取材を進めていて、中高年のひきこもりの
お子さんを持つ親御さんのお気持ち・将来への不安について、
もっと理解を深めていきたいとのことで、お会いすることになりました。
以前、板橋で行なわれたイベントで知り合ったトカネットの代表の方
を取材されて、よっといで!を紹介されたそうです。
よっといで!を立ち上げた理由や、今現在の子どもの様子、
私の子どもへの想いや将来ことなどをお話しました。
我が家の場合は、まだ6030なので、高齢の方の気持ちを
深くはわかっていないと思います。
それで、よっといで!に来られている方で、70代後半から80代の方を
紹介してくださいとのことで、別の日に会うことになりました。
ご自分の画像や声がテレビに出るのではないかと心配されていましたが
そのようなことは無いとお答えをいただき、
3人の方が取材に応じてくださいました。
女性記者さんと、もう一人男性記者さんとお二人で来られました。
その前に私と3人の方でランチしながらいっぱいお話しました。
よっといで!では、参加者が多く細かいところまでは、お話を聴く
余裕が無かったのですが、それぞれのお子さんの子どもの頃からの
様子や、どういう状況からひきこもるようになったのか、
などの話を聴かせていただきました。
約束の時間が近づき、「何を話したらいいのでしょう?」と
緊張なされていたので、今、お話していたこと、そのままを話して
くださいねとお願いしました。
記者さんとお一人づつお話してくださいました。
私も聞いていて、そんなこともあったのだと知って、
皆さん、よく頑張ってこられたなと思いました。
その頃は、行政によるひきこもり相談窓口も無く、
家族内の事だから、家族で解決してくださいと言われるだけ。
支援団体はありましたが、お金がかかり、とても利用できない。
KHJ(全国ひきこもり家族会)が池袋にあって、
3人共、そこに通っていたそうです。
よっといで!に来られるようになったのは、2,3年前です。
地域新聞を見られたそうです。
お話を聴くことはできますが、解決策が無く、このままどうなって
いくのか不安はいっぱいですね。
行政もひきこもりの支援について考えてくれていますが、
高齢の当事者が動くことはまれと思われます。
まずは、家族の支援をお願いしたいです。
雨の一日でした。
11時半から夕方4時頃まで長い時間、お疲れ様でした。
記者さんから「お三方のお話は非常に参考になり、たくさんの気づきを
得させていただきました。今後の番組制作に活かしていきたいと思っております」
とメールがきました。
NHKはネットでアンケートも募集しています。
当事者と家族の方へのアンケートです。
良かったら下記のアドレスから、お願いします。
(はらっぱ)
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