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講演会「当事者とのコミュニケーションの取り方」

最終更新: 3月11日

  当事者とのコミュニケーションの取り方    ー意思疎通が上手くいかない当事者と、どう向き合うかー


令和2年2月15日(土)13:30~15:30常盤平市民センターにおいて 精神障害者家族会「土曜会」主催の日本福祉大学 高木善史先生の講演会がありました。 コミュニケーションの語源は、ラテン語で「共有する」という意味をもち 人と人とがかかわる時にコミュニケーションが使われます。 コミュニケーションは馴染みのあるものであるはずだが、うまくいかないことが多い。 伝えたい気持ちは強くもっているが、相手とかみ合わない時。 話を聞いて欲しいのに意見を押し付けられる時。 自然に振る舞うのが一番だけど、家族だからこそ、お互いに感情が入り、 世間一般的な考えや建前があって、本人の声に耳を傾ける余裕がなくなる。 先々の心配が募る… どうしたらいいか… コミュニケーションは、言語的と準言語的、非言語的という3要素があって 相手に伝わるのは、言語的(言葉そのものの意味)は7% 準言語的(声の強弱、抑揚、柔らかさ、速度など)は38% 非言語的(表情、視線、姿勢、動作、対人距離など)は55%だそうです。 言葉では良いことを言っても、本気でなければ相手にはわかってしまうのですね。 「いい」コミュニケーションとは? 相手を理解しようとする姿勢が必要で、お互いに「共感」が生まれたと感じた時。 ポイントは 耳を傾けて「聴く」姿勢。相手を受け止め気持ちを汲み取る。 相手を支持し共感しようとする姿勢。非言語的メッセージに注意を払う。 目と耳と心で十分感じ取れるようにすることが大切で、 傾聴することで信頼を得やすくなるそうです。 そして「リフレ―ミング」=見方を変えることについて 例えば、わがままな人→自分に正直な人     人の言うことを聞かない人→聞いてもらいたい話がたくさんある人     理屈っぽい人→論理的な考えのある人      口うるさい人→たくさん気づくことができる人     思込みが激しい人→思慮深い人     すぐ感情的になる人→感情の豊かな人 という新しい枠組みを付け直します。 これは例であって、自分で考えてすっきりするような見方に変えるのが良いと思います。 オープンダイアローグについてもお話がありました。 対話の目的は直すことではなく、対話を続け、広げ、深めることを目指しています。 治癒者自身の感情の表出、自己開示などを大切にし、リフレクティングを用いる。 治癒方針について、話し合う姿を本人や家族に見てもらい、本人に選択してもらう。 今日のお話は、生きづらさを抱えているひきこもりの人とのコミュニケーションの取り方 にも当てはまり、家族だけでなく支援者する方にも知っていただきたいと思います。 短い時間でたくさんのお話をお伺いし、頭の中は整理されていませんが、 日常のコミュニケーションにも活かしていきたいと思います。

(はらっぱ)

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